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フリートーク

2022年年賀状について(映ってる方が本体です)

映り込みを作りたい

というわけで、銀箔か何かを入れて映り込むようにしたいと思いました。
がしかし、銀箔って映ったっけ?

いろいろしらべて、ニス+箔なら鏡みたいにならないかと。

印刷のオプションで、銀箔を刷ったうえから、さらにクリア層を印刷して質感を持たせる技術があるので、それなら映るんじゃないかと。
実は後日、これの印刷サンプルを持って仕上がりを確認できたのですが、印刷を検討している段階ではまだわかってませんでした。

紙の凸凹があるのでそもそも鏡のようにはならないだろうけど、ある程度映り込んでくれたら。
ネットサンプル画像を見る限り、映るような気がするが・・・
最悪、透明フィルムを買って貼ればいいか・・・とまで考えて、でも事前チェックのための校正刷りオプション代をけずって、エイヤーと出稿しました。

「エイヤー」大事ですね。

いい仕上がりです!
思った以上に、ちょうどいい感じにぼやけてくれました。
本当にちょうどいい感じ。

さて、もう一つ内職が残っています。

この箔+ニスはグラフィックというネット印刷屋さんの厚盛ニスというオプションを使ったのですが、このオプションと同時に筋入れ(折り目を溝を入れる加工)が同時に選択できませんでした。
そこで、カッターナイフのケース部分を使って、自分で筋入れ。
点線をお洒落にしすぎて見えない。。。

というわけで。
百枚ほど筋入れして、別の郵便で発送。

ちなみに、このイラストを描いていただいたSatokoさんによると、映り込んでいるほうが本体だそうです。

ここがどこで、何を思ってたたずんでいるのかわかりませんが、実像ってなんだろう。

見えてるって何だろう。

見てるって何だろう。

ってなことを思いながら見てもらえたらと思います。

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SDGs

SDGsとデザイン

SDGsには様々な要素が含まれていますが、政治的なフィルターや思想的なフィルターを通してみると解釈の幅も広がってきます。

一言で自由といっても、我々は害虫の生存権を認めません。どこで線を引くかの話をずっとしているのだと思います。

こうやって明文化することによって、ここからがテリトリーだという風に線を引くのが現代風なのだとおもいます。

この話をするときにいつも思い出すのが、ジブリのもののけ姫です。非人道的な社会のなかで、人の権利を追求するなかで、人を人とも思わぬ太古の神は殺されます。生命を自然の範疇から、人の領域へと奪い取るクーデターです。

ああやって線を引かれた後の自然は、人の領域の自然となるわけです。SDGsも同じで、どこで線を引くかの話しだと思うんです。

だから、何か一つのゴールや帰結を目指しているわけじゃなく、森のクマを神とあがめていたころから、もしかするとそのずっと前から続く、人のテリトリーをめぐる解釈のアップデートのひとつなのだと思います。

仙人的に生きるなら横目でそれを眺めていればいいのですが、メジャーアップデートをして標準化して、という流れは、社会に影響力を持ったり、ビジネスを展開するうえでは無視できない問題です。

かつてのWindowのように、ほかのOSを駆逐して一般化すると、乗らないことのリスクがデカすぎます。

温暖化特化なら大企業だけの話かなと思うのですが、人の生き方やありかたまで指針を示すSDGsはスモールビジネス的にも看過できないものになりつつあります。

日本文化は線をあいまいにして境界線をうまく彩る名手だと僕は思っています。思想についてはガラパゴス大いに結構で、日本的なSDGsってのが面白い存在になるのではと思っています。

里山なんて発想がいい例で、あれをビオトープって言ってしまうとなんか違いますよね。自然の循環でありながらちゃんと人の生業が関与しているとか、ショーケース的なビオトープよりずっと面白いです。

里山のエッセンを街の中にデザインとして組み込む。境界線を城壁にしてしまうのではなく、曖昧にしつつ織り込んでいく。

そういう日本デザインの境界感をデザインしたいです。

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お盆の営業について

8月11日火曜日から14日金曜日は夏季休暇となります。

8月10日は祝日で休み、8、9、15、16は土日で休みとなりますので、休暇中に対応が必要な場合はご相談ください。

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ホームページのデザイン

ストーリーは突然に

WIREDで人類の文化が7万年前の脳の突然変異がきっかけで変貌していったという記事がありました。

人類の文化的躍進のきっかけは、7万年前に起きた「脳の突然変異」だった:研究結果

そういうより複雑な想像ができるようになった突然変異があったのでは?という話なのですが、そのなかでブラジルのピダハン族は「実際に見聞きしたことしか話さず、架空の話はしない。文法には過去や未来の概念もない」という事が紹介されていました。

過去が無ければ神話が生まれない。
後悔と絶望も過去と未来のものだ。
夢も希望も未来のもの。
ドラえもんもガンダムも未来のもの。

過去の伝承、伝説とか、映画、小説、ドラマ、アニメ、漫画・・・これらはいまや無くてはならないものですが、実際に見聞きしたことに限定すると、ドキュメンタリーしか作れなくなっちゃう。

7万年後の今は空想だらけの世界になった。

というか、空想・想像の果たしている役割はめちゃくちゃ大きい社会となっています。逆に言えば、今の人々と「物語(ストーリー)」の親和性はめちゃくちゃ高いという事が言えるはずです。

いま、小規模ビジネスのホームページ制作でも、サービスや商品をPRするのにストーリーが重要だなんてことが言われています。

われわれは多くの空想のもとに暮らしています。子供のころからたくさんの物語に触れて成長していきますので、みんな得意なんですよね。

情報が氾濫する時代だから、得意の認知方法を優先する。
エピソード記憶を促さないと記憶に残らない。
より自分のストーリーとして認知できないと選ばれない。

というストーリーでホームページ制作でのストーリーの大切さを訴えてみました。^^;

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ニュースリリース

消費税について

消費税はご請求書の発行日が2019年9月30日分までは8%になります。

2019年10月1日発行分以降は10%になります。

納品や受注のタイミングではなく、ご請求書の発行日になりますので、詳しくはお問い合わせください。

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ホームページ制作費の目安

初めてホームページを作るときの気になるお金の話(小規模営利事業)

1.ホームページを置く場所

ホームページを作るにあたって、まずホームページを設置する場所が必要です。自分のパソコンの中にデータがあれば大丈夫というわけではなく、ウェブに公開することができる場所が必要です。

小規模事業の場合は「共有サーバー」と呼ばれるサービスを使います。大体年間1~2万出せば、大抵のサイトに対応できます。

ただし、通販サイトやウェブをつかってサービスを提供するとかとなると話は別です。事業やサービスを紹介するサイトです。

2.ホームページの住所に当たるドメイン

www.honyahonya.comとか、nyoronyoro.co.jpとかは、世界共通のホームページの住所の役割を果たします。日本国の兵庫県の神戸市・・・というのと同じで、comの honyahonya のwwwという感じです。

共用サーバーと一緒に契約したり、ドメインだけで契約したりできますが、おおよそ年間1000円~5000円くらいです。

ただ、.comの部分が何百種類とあるのですが、中にはめちゃめちゃ高額なのもあります。

3.メールアドレス

1のサーバ、2のドメインがそろうと、mofumofu@ honyahonya .comみたいな自分のドメインのメールアドレスが作れます。

特にこれに余分にランニングコストがかかるわけじゃありませんが、登録などを業者に依頼すると数千円はかかると思います。

私は数件ならサービスでやってますけど。

4.情報発信

事業やサービスの情報をウェブで見られるようにするだけなら、紙媒体の会社案内やリーフレットと同じです。

ざっくりですがA4サイズ裏表の情報内容なら、原稿なしで5~10万。
原稿有で2~5万というところです。

A4裏表の内容をホームページの1ページにまとめたとして、
10ページのサイトを作った場合、
ざっくり20万から100万です。

え?5倍も違う?

と思わるかもしれませんが、
たとえば、カメラマンを入れて写真撮影をして、スタッフや利用者からインタビューしてとすると、それだけで5万、10万していきます。
アートディレクターに全体のプランニングをしてもらって、コピーライターに文章作ってもらって、イラスト描いて、説明図入れて・・・としていくと、まぁまぁなことになります。

格安サービスでページ1万を切るところもあります。そういうところはお客様に原稿をきっちりもらう前程ですね。ある程度用意しおいたパターンにはめて作業軽減させているわけです。

4.SEOをやるんかい? やらんのかい?

ここが運命の分かれ道です。
SEOとは、グーグルやヤフーの検索結果で上位に出てくるように対策することです。が、これをどの程度やりたいかで予算も労力も大きく変わってきます。

わかりやすく言いますと、たとえば営業マンがパリッとしたスーツでおしゃれするのは、信頼感であったり、ステータスであったり、ブランドイメージであったりします。

これはホームページでかっこいいデザインにするとか、他社とは違うデザインにするとか、そういう事につながります。

その営業マンがどのような接客をして、どのようなセールストークをするか。
これはホームページにどのようなコンテンツをどのようにデザインするかにつながります。

それに対して、SEOはその営業マンにどういう営業戦略を取らせるか、だれに、いつ、なにを、どのように販売するかということにつながります。

紙媒体に例えますとそれぞれ
会社案内、サービス案内、広告(どこに配布するかも含む)
に当たると思います。

SEOという言葉はググった時に上位に表示されるようにすることです。たとえば社名やサービス名でググった時に表示されるというのもSEOです。
しかし消費者がものを探すときは、トイレのリフォーム、iPhone買取、名刺デザインなどなど、事柄のワードになります。

一般的なワードになればなるほどライバルも多くなり、SEOにかけなくてはならないコスト、労力が高くなります。

週末に入れた新聞折込の効果が何カ月も続かないのと同じで、効果を上げ続けるSEOは継続的にやり続けることが必要です。

SEOをどう考えるかで、予算は一桁変わってきます。

通常は一つのキーワードにつき、2万/月以上はかかると思います。

サイト丸ごとにで月10万とか、そういう規模の話になります。

とにかく労力がかかるので、サイトの制作費と合わせて月2万の5年契約とかは本当なら格安になると思います。でも多分そんな予算では出来ないので、それでトップ保証とかうまいことを言ってくる業者は警戒してください。

5.ブランディングは経営そのもの

ブランディングも中身がよくわからないワードですが、これは営業マンがぴしっとしたスーツを着て、こまめに散髪して、ピカピカの革靴を履いて、ちょっといいかばんを持って、どういう言葉遣いをしてというのと似ています。

たぶん、最初に決めたことを繰り返すだけではなく、日々微調整、アップデートしていくと思います。その基本になる価値観をどう作っていくか、どう変化させていくかというのがブランディングだと思います。

これは、ウェブ屋さんに発注する内容ではありません。

ブランディングのもとになる価値観が定まっていればデザインできますが、そこを定めるのはコンサルさんやコーチングの方の仕事です。多分。

なので、これにいくらかかるかは全くケースバイケースです。

ブランディングのコアがあって、規格をお客様の方で考えて頂ければ、単純に制作費しかかかりません。

ですが、ゼロから始めるには企業文化を作るようなものなので、サイト制作と別に考えて、コンサルタントの方に月に5万とか10万とかかけて、1年2年かけて作っていくものです。

ブランディングも一緒にするよ的なデザイン会社で、長期的な話をしないところは怪しいと思ってください。

6.システム

システムにはいろいろ種類がありますが、業務軽減のためのものと、お客様の利便性のためのものがほとんどです。

紙でアンケートとって手入力をする代わりに、ウェブでアンケートを取るとか、DMで情報を送る代わりにアプリやlineにDMを送るとか。

独自でシステム開発したり、別の業務用のシステムと連携させたり、クラウドサービスを使ったり、SNSなどを活用したり、アプリと連携したり、色々なパターンがあります。

ですがこれはそもそもやりたいことがあって、それを効率よくするにはどうすべきかという話ですので、これにいくらかかるかはその事業の重要度やめんどくささ、内部のスタッフの陣容とか、いろいろな要因で決まります。

ここは本当にピンキリです。

アンケートを取るフォームならグーグルでタダで作れます。

お客さまが自分で盤面をデザインしてスマホケースを発注するシステムなら何百万、もしくはもう一桁かかるくらいになると思います。

アプリ開発は飲食店などならなら月額1万くらいで利用できるプラットフォームもあります。

幅が広すぎるのでここは必ず相見積もりを取ってください。