ホームページデザインのコツは隙間と大きさと整列の法則 その1

隙間の法則

隙間が近いものは仲間。遠いものは他人。
これがとても大事な法則の一つで、これさえ間違えてないと読みやすく、見やすいものが作れます。

このように近いほうが仲間に見えます。
というこの文字も下の画像に近いので、実は上の画像の説明のつもりが、下の画像の説明に見えませんか?

隙間が同じものは同じ関係性にあると判断されてしまいます。
上の画像ではABCよりも、EとDは関係性が強く見えてしまいます。
隙間が同じと書きましたが、AとBの隙間より、BとCの隙間の方が少しだけ狭いです。でもぱっと見で、EとDの近さと明らかに違うので、ABCの関係と、EDの関係なら、EDのほうが親密に見えませんか?

つまり、不要に近づけたり、話したりすると余分な情報を付加してしまうので、理解しにくいものになってしまいます。

また、この法則は単純に見た目の問題ですので、たとえば、下の画像のように配置すると同じAでもなにかの関係があるように見えます。

近いと仲間に見える。同じ間隔だと同じ関係に見える。ものすごく単純な事ですが、これは図形だけではなく、文章の見出しや段落、写真の中身など、全てに作用します。このことを意識するだけでも随分読みやすい、理解しやすいデザインになります。

たとえば下のようにすると見出しAと見出しBは関係があって、見出しCは少し違う内容に見えてしまいます。

見出しA
本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文  本文 本文 本文 本文  本文 本文 本文 本文 
見出しB
本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文  本文 本文 本文 本文  本文 本文 本文 本文


見出しC
本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文 本文  本文 本文 本文 本文  本文 本文 本文 本文 

デザインはセンスではなく知識です

一時期、とある職業訓練校でホームページデザインの講師をしておりました。職業訓練校なので、二十歳すぎに人から還暦近い方までいろんな方がいらっしゃいました。

そこで実感したことなのですが、デザインはセンスではなく、知識だという事です。年齢やキャリアも多種多様で、かなり偏差値の高い方もいらっしゃいましたし、美術系の学校を卒業している人もいました。デザインに関する知識を持っている人もいれば、全く未経験の人もいました。

ですから、デザイン能力は本当にピンキリでした。ピンキリでしたが、一つ言えることは、教えることは何もないレベルの人は一人もいませんでした。といいますか、デザインの基礎的な知識が無い方ばかりでした。

センスのいい人は結構いらっしゃいました。理解力の高い方もいらっしゃいました。だいたい10人中、2~3人はデザインセンスが高く、経験を積めばいいデザイナーになれそうでした。

とはいえ、即戦力クラスの人はいません。

これはどういうことかというと、デザインはセンスではなく、知識によるところが大きいという事です。きちんと学べば、センスは普通にあれば大丈夫です。
たまーに、ものすごく早く「できた」という方がいらっしゃいました。全然できていないのですが。そういう方は、まず、理想形が描けていないんですよね。さすがにそういう方は、ちょっと道のりが長いかもしれません。

というわけで、学習すればデザインはうまくなるのですが、問題は、独学が難しいという事です。
その理由については、ページを改めて説明します。