2023 . 01 . 11

今年はこんな年にするぞ。
とか、考えるはずの年末年始、クリスマスイブイブあたりから、件のはやり病のおかげさまで成人式までがっつりくたばっておりました。
過去形にするにはちょっと早いのですが、本当にくそしつこいストーカーみたいな風邪といったらいいのか、地味に体力と精神を削られて、動けないわけじゃないのに動くとしんどいみたいな。完全回復とまではいかないまでも精神的にもメンヘラがに漏洩していた部分はどうにかなったようなので、今年に向けて書いてみようと思います。

なんか、始まりの街近辺の雑魚モンスターがずっとまつわりついている感じでした。体力が削りきられることはないけど、ずっと2割くらいダメージがある感じが続いています。

これ書いている今も微熱があります。

なんでやねん。

2023年はAIがやばい(はず)

昨年の今頃はWeb3がやばいとか言っていましたが、思いのほかデバイスと慣習の壁は高かったようでメタバースやらNFTやらDAOやらは世界を変えるほどの膂力を持ちませんでした。

でも技術の壁は数年中には超えると思うので、NFTとかDAOとかが作る新しい関係性を肴にオールドタイプはウイスキーがすすむちゃんになるんだと思います。
その未来は変わらないと思うけど、すぐってことじゃないみたい。もしかすると僕らの世代は逃げ切れるかもとちょっと思ってます。うちの子たち(サイクロンZ世代・・・うそ、Z世代)の世代はその真っただ中で、多分、その牽引者になっていくんでしょうね。

スコア化というか、実存性のログ化みたいなことが起きるんじゃないかと思うんです。NFTによる個人ログみたいなことが実在証明になっていくと、岡田斗司夫さんの言うところのホワイト社会が定量的になっていって、もうオールドタイプは脛の傷話を肴にワイングラスを傾ける文化とともに電波の届かない地下バーに引きこもるしかなくなるわけです。

※ホワイト社会についてはこのあたりをご覧ください。

スカイネット・・・じゃなかった、スターリンクで隠れるところもなくなるのかもしれないけど。

もうね「この山荘ネット禁止だから」が昭和世代の合言葉になるよ。
長生きしたい人はネットのログをきれいにしておかないとね。

それはちょっと先の話として、2023年。

今年はいよいよIAが本格的に「仕事」を目に見えて奪い始めると思う。

これは多分確定。
あの落合陽一さんもシンギュラリティは2025年だといっている。



今年から年を追うごとにそんな笑えない話題がアナログ界隈をにぎやかしていくんだと思う。

体動かす系の仕事をされている方は当面大丈夫だと思うけど、営業とかもやばいんじゃないかな。
AIが自然な言語を理解し始めると、操作する側はお馬鹿でも大丈夫になっていく。ここがとっても重要なポイントで、今までのAIは使う側がAIを理解して意図いけないんだけど、今後どんどん、ギリ日本語使えたら大丈夫、くらいの優秀なAIが増えていくはず。

ウェブ業界で言うとやばいのがマイクロソフトの動向かなと思っています。下手するとアドビが滅ぶようなインパクトのあるサービスが生まれるかもしれない。

問題なのはプロの技術はどこで必要とされているかで、少なくとも商業的なデザインは費用対効果のくびきからは脱せないわけなんですよね。AIの方が費用対効果がいい事が増えていくと、時給のオペレーター+AIの方がデザイナーより優秀という図式は、結構間近に迫っていると思う。

ひとつひとつの発想では圧勝できても、コスパとタイパを勘案されると勝てなくなる。とくにタイパでは対抗できなくなる。
AIは数分あれば10案くらいデザイン案を出してくるだろうからね。それは的外れだけど美しいんですよ。下手な鉄砲数うちゃあたる。それが、やればやるほど精度が上がっていくんです。

もはやその勝負で、人に勝ち目はないわけです。

それがAIとの闘いなんですが、とはいえ一瞬で切り替わるわけじゃないので、当面はAIをうまく使ってお仕事にするというフェーズが続くはずです。

じわじわっとなくなっていく。

今年は、というかこの数年でどこまで変わるか。
わからないですが、今注目しているのはマイクロソフトです。
Microsoft Designerとか愉しみな動きがいっぱい。

https://designer.microsoft.com/

cavy
cavy